ご挨拶


一般団法人ソーラーシステム振興協会
会長 矢崎 航

一般社団法人ソーラーシステム振興協会は、太陽エネルギーの有効利用の促進と関連産業の健全な発展を図ることを目的として、1978(昭和53年)5月に設立されました。

ソーラーシステム、太陽熱温水器などの太陽熱利用機器の普及は第二次石油危機をきっかけに、当協会の低利融資制度(当時)等に支えられて、ピーク年度では年間約80万台が設置されましたが、その後はエネルギー価格の低価格安定等を背景に設置が鈍化しております。

しかしながら東日本震災を機に、長期的なエネルギー施策の見直しが進む中で、再生可能エネルギーへの期待がますます高まっています。

太陽熱利用機器は、太陽エネルギー変換効率が高く、再生可能エネルギーの中でも設備費用が安価で費用対効果の面でも優れた機器です。

また、国の「サンシャイン計画」の下で進められた研究開発やその後の技術開発により、機器の性能や耐久性等は世界的水準にあります。
例えば家庭で使うエネルギーの3分の1以上を占める給湯の熱需要については、その内約4割を太陽熱利用機器で賄うことができると見込まれています。

また、2015年の国連気候変動パリ会議(COP21)で2020年以降の温室効果ガス削減の国際的な目標設定が合意され、我が国は2030年までに温暖化ガス排出量を2013年比で26%削減する目標を掲げました。これは会員各社にとっても大きなチャンスと捉えております。

当協会は、前述のように潜在的なポテンシャルが大きく費用対効果にも優れた『太陽熱利用機器』を普及拡大させることが、再生可能エネルギー推進ひいては地球温暖化防止にむけて不可欠であると確信し、行政や関連業界のご支援を賜りながら、

会員一丸となって推進に取り組んで参りたいと存じます。

皆様方のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。